ギャラリー桜林「Impacts! II 奮う展」
0296-74-3000
住所 / 〒309-1634 茨城県笠間市福原2006
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ギャラリー桜林「Impacts! II 奮う展」
Impacts! II 奮う展
天野喜孝、OJUN、山口藍
2017年4月22日(土)~ 6月25日(日)
Press Release
ギャラリー桜林では 4月22日(土)より、ミヅマアートギャラリーとの共同企画展として
“Impacts!Ⅱ 奮(ふる)う展”を開催いたします。
昨年2月にオープン記念企画展として開催された“Impacts! 勢(はず)み展”は、神社境内にて現代アート作品を展示する企画展として大きな話題となりました。
今回の展覧会では、天野喜孝、OJUN、山口藍の3名による作品を展示いたします。
天野喜孝は、「ファイナルファンタジー」や「タイムボカン」シリーズなどのキャラクターデザインを手掛ける他、舞台美術や衣装デザインも手掛けるなど幅広く活躍し、繊細で妖艶・幻想的な絵柄は世界中で人気を博しております。本展では10mを超す大作、天野版「百鬼夜行」も展示いたします。
O JUNの絵の世界はどこかでふと見た風景や偶然出くわした人物、テレビで流れていた映像などから発想され油彩、ドローイングなど様々な画材と技法を用いて描かれます。近年は国立国際美術館や東京都現代美術館での展示、府中市美術館における個展など、その実力は高く評価されています。
山口藍は、厚みを持たせた独自の“おふとんキャンバス”や貝殻など立体的な支持体を用い、繊細で明快な線と鮮やかな色面で表現された愛らしくも内なる強さを秘めた少女たちを描きます。山口藍が描き続けている世界は海外でも人気があり、その描写に多くの人が惹きつけられます。
タイトルの「奮う」とは古代、空を自由に飛ぶ鳥と人間の霊魂の姿を重ね合わせ考えられた鳥形霊の字として、死者の霊魂が鳥形霊となり飛び立たないようにとどめる力を退けて鳥が奮い飛び立とうとしている意味を表しています。
また神道では、鎮魂祭にて「ふりたま」を行い人の魂を「フルイ」甦らせ、清めるお祭りがございます。
作風や素材などそれぞれ個性が異なる3名による、常識を覆し自由な発想による心「ふるう」作品の数々をぜひご高覧いただければ幸いです。
天野善孝 / Amano Yoshitaka
1952 静岡市生まれ
2007 映画『ユメ十夜』の第7夜の監督を担当
2001 映画『陰陽師』の衣装デザインを担当
1994 『海神別荘』の舞台美術、衣装デザインを担当
1993 映像作品『天野喜孝 ~華麗なる幻想美の世界~』発売
1992 『楊貴妃』の舞台美術を担当
1987 『ファイナルファンタジー』のキャラクターデザインを担当
1967 アニメーション製作会社タツノコプロダクションに入社
天野嘉孝名義で『タイムボカン』等のアニメのキャラクターデザインを手掛ける
Heroes R-1 2013年 オートモーティブペイント、アクリル、アルミパネル φ 100 × 5 ㎝ ©AMANO Yoshitaka courtecy Mizuma Art Gallery
きえるひと 2014年 パネル、毛布、綿布、アクリル絵具 27.5 × 16.5 × 3 cm @ai yamaguchi・NINYU WORKS courtecy Mizuma Art Gallery
O JUN
1956 東京生まれ
1980 東京藝術大学美術学部油画科卒業
1982 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修士修了 1984-85 スペイン(バルセロナ)滞在
1990-94 ドイツ(デュセルドルフ)滞在
2007 文化庁芸術家在外派遣研修員としてアルゼンチン(ブエノスアイレス)滞在
匍匐(Hau-co) 2013年、紙にアクリルガッシュ、顔料、ガラス、鉄 121×170×5cm ©O JUN courtecy Mizuma Art Gallery
展示風景