ギャラリー桜林「SWING ~令和元年~」
0296-74-3000
住所 / 〒309-1634 茨城県笠間市福原2006
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ギャラリー桜林「SWING ~令和元年~」
SWING ~令和元年~
Gallery Ohrin Selection
井上七海・斎藤亮輔・田中里奈
2019年6月30日(日)- 8月18日(日)
Press Release
ギャラリー桜林では2019年6月30日(日)より、< SWING ~令和元年~ Gallery Ohrin Selection 井上七海・斎藤亮輔・田中里奈 >を開催いたします。
本展は、弊ギャラリーがセレクトしたフレッシュで、新たな感覚や技術を感じ、今後展望の可能性を感じる新鋭作家、井上七海・斎藤亮輔・田中里奈によるグループ展です。広い展示スペースや作品を展示・販売できる本格的な経験と環境を提供し、新しい作家の発掘や育成サポートを行い、皆様に広くご紹介する事で日本の文化・芸術振興にも貢献出来ればと考えます。今後の作家の制作活動に向けても大きな弾みとなることを期待しております。
タイトル名<SWING>は、作家それぞれの持つ新鮮な個性がこれからの新しい時代を駆け出し、跳ね上がり、作品を鑑賞する人々の心と魂が奮い立つ様を表します。~令和元年~から新時代をSWINGする個々のオリジナリティを是非ご高覧いただきますようお願い申し上げます。
作家紹介
田中里奈 / TANAKA Rina
1990 愛知県生まれ
2012 名古屋芸術大学美術学部洋画2コース 卒業
2011 University of Brighton,交換留学(イギリス)
愛知県在住
個展
2019 「Overlap」Gallery BOX、愛知
2018 「シークエンス」アートフロントギャラリー、東京
2016 「TWS-Emerging2016 獅子吼の庭」TWS渋谷、東京
2013 「Another World」Gallery Valeur、愛知
グループ展
2019 「SWING~令和元年~Gallery Ohrin Selection 井上七海・斎藤亮輔・田中里奈」ギャラリー桜林(常陸国出雲大社)、茨城
「異界庭園」白鳥庭園、愛知
2017 「時空散歩-見えないはずの光景を」岡崎シビコ、愛知
2016 「トーキョーワンダーシード2016」TWS渋谷、東京
「Summer Showcase 2016 Nagoya」ギャルリ焔、愛知
「THE NEXT 次代を創る10人の表現者たち」電気文化会館、愛知
「若手作家刺激プログラム motion#3」市民ギャラリー矢田、愛知
2015 「アーツ・チャレンジ2015」愛知芸術文化センター、愛知
「トーキョーワンダーウォール公募2015入選作品展」東京都現代美術館、東京
2012 「単純な多面」VOICE GALLERY pfs/w、京都
「名古屋芸術大学卒業制作展2012」愛知県立美術館、愛知
「Voice」アートラボあいち、愛知
「やねうらの休日」桃の館F2スペース、愛知
「ミニアチュール展-楽-RAKU-」ギャラリー芽楽、愛知
2011 「Various Speeds」VOICE GALLERY pfs/w、京都
2010 「present」名古屋芸術大学Art&Design Center、愛知
「1000hinten」hinten、愛知
助成・受賞歴
2017 第28回 愛銀教育文化財団 助成
2016 トーキョーワンダーシード2016 入選
2015 アーツ・チャレンジ2015 入選
トーキョーワンダーウォール2015 入選
TWS Emerging2016 入選
第30回ホルベイン・スカラシップ奨学生
2012 ブライトン大学賞 3等賞(名古屋芸術大学卒業制作展)
レジデンス
2017-2018 滋賀県立陶芸の森
パプリックコレクション
ホテル日航姫路
私の作品は、景色の断片を分解し意図的に紡ぎ直すことで、自分自身がその場で体感した時間経過を1枚の絵に表現しています。
個人的な思い出を描き出すことで制作はスタートしますが、実際に作品として完成させるにあたり、画面の構図・視線の動き・絵具の置き方など、重層的に色々な要素を重ね合わせることで絵画的に深みのある作品を作りたいと考えています。
昔から絵で使われる様々な遠近法が時間表現に関わっており、漫画の表現方法も遡ると浮世絵に繋がるものがあります。
今回の新作にはその漫画表現に興味を持ち、場面転換や時間表現を取り入れています。
また煙や雲、はっきりとした輪郭線が目には見えないものたちをどう表現するかも大きな取り組みの1つです。
メイン作品は展示会場である常陸国出雲大社の境内を初めて訪れた際のエピソードを表現しています。
展示会場でその会場自体を描いた作品を展示するのは実は初めての試みですが、見ていただくと現実の景色と私自身の記憶を介して表現された作品がいかに違うかがよくお分りいただけると思います。
そういった違いも含めて楽しんでいただければ幸いです。(田中里奈)
獅子吼の庭Ⅱ,2015 2016年 キャンバスにアクリル、鉛筆、水晶、パステル、色鉛筆 130 × 324 cm © TANAKA Rina
斎藤亮輔 / SAITO Ryosuke
1997 宮城県生まれ
2019 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース 卒業
東京都在住
個展
2019 「RYOSUKE SAITOU EXHIBITION 2019」画廊・一兎庵、東京
グループ展
2019 「SWING~令和元年~Gallery Ohrin Selection 井上七海・斎藤亮輔・田中里奈」ギャラリー桜林(常陸国出雲大社)、茨城
「東北芸術工科大学卒業制作展」東北芸術工科大学、山形
2018 「青山ひろゆきゼミ展 ノイラートの船」仙台三越、宮城
2016 「第84回 独立展」国立新美術館、東京
2015 「 第65回 モダンアート展」東京都美術館、東京
受賞歴
2019 「東北芸術工科大学卒業制作展」優秀賞
2016 「第84回 独立展」入選
2015 「第65回 モダンアート展」入選
存在する筈の無い構造物。巨大な像は「夢」を表している。
共に描かれた、空を飛べない鳥であるペンギン。
海へ泳ぎ、もしくは歩き、その像に辿り着くのか。
行き先に対する疑問は見る者に委ねられている。(斎藤亮輔)
GATE 2019年 キャンバスに油彩 80.3 × 65.2 cm © SAITO Ryosuke
井上七海 / INOUE Nanami
1996 愛知県生まれ
2019 京都造形芸術大学大学院芸術研究科修士課程美術工芸領域油画専攻 入学
名古屋芸術大学美術学部美術学科洋画2コース 卒業
京都府在住
グループ展
2019 「SWING~令和元年~Gallery Ohrin Selection 井上七海・斎藤亮輔・田中里奈」ギャラリー桜林(常陸国出雲大社)、茨城
「名古屋芸術大学卒業制作展」名古屋芸術大学、愛知
2017 「つながり展」名古屋芸術大学Art&Design Center、愛知
「ながくてアートフェスティバル SATISFACTORY」SIENA COFFEE FACTORY、 愛知
2016 「名古屋芸術大学 Art&Design Center グループ展4人展」 名古屋芸術大学Art&Design Center、愛知
賞歴
2019 「名古屋芸術大学卒業制作展」優秀賞
ブライトン大学賞
例えば数は、数字として確実に存在しているが、数そのものを物体として捉える事は出来ない。人は数に対する絶対感や説得力を強く感じている事、しかし数そのものには触れる事が出来ない曖昧な存在だと感じる。抽象的な事柄など、実際に触ったり見たりする事は出来ないが確実に存在している事柄や、それらが質量を持つ物として存在しているという表現、抽象化していく存在に対して触れる感覚を表現します。(井上七海)
ネイバーフッド2 2019年 キャンバスにアクリル 162 × 112 cm © INOUE Nanami
オープニングレセプションの様子